そうめんよりラーメン派

こんなブログ名ですけどスマブラのこと書きます

長めの自己紹介です。

はじめまして。

こんなふざけた名前のブログに興味を持って頂いてありがとうございます。

 

名前はH0P(ホップ)と言います。

2017年2月下旬に初めてスマブラDXの対戦会に参加しました。つまりオフ勢になりました。

ファルコを使います。ファルコが大好きです。夢は日本一のファルコ使いになることです。

TwitterとかTwitchとかやってるので露骨に宣伝します。

Twitterhttps://twitter.com/Hands0ffMyPrey

Twitch→http://twitch.tv/H0PFalco

 

このブログでは、スマブラDXに関わることを書いていきたいと思っています。

ファルコ使いなので、ファルコに関する記事が多くなると思います。

SSBM Tutorialsとか、Smashboardsとか、英語の動画/記事を和訳するのもやっていきたいと思っています。

ただ、自分が普段なんとなくで訳してる(メモしてる)のをほぼそのまま貼っつけるので、不適切な訳もあると思いますがそこは大目に見てください。逆にこれはダメだろって間違いがあったら指摘してください。めんどくさくてすみません。

大会レポートも書くかもしれませんが、今まで人に見せられるような大会レポートを書けた覚えがないのでわかりません。

これを書けばおkみたいなものがわからないので、これ書いて!ってのがあれば教えてください。書けそうなやつだったら書きます。書けなかったらごめんなさい。

 

めっちゃ軽い気持ちで始めたので、更新頻度がどのくらいになるのか、そもそもちゃんとブログを続けることができるのか、その他諸々わからないことだらけですが、始めたからにはマイペースに頑張りたいと思います。

よろしくお願いします。

 

PS:ルド〇フさんとかひ〇じさんみたいに日付けを2030年とか2099年みたいにするのどうやるんですかトップページの先頭に表示する方法をひ〇じさんに懇切丁寧に教えて頂きました。

 

 

意図的、かつ予測不能な攻撃タイミング

著者…不明(おそらくSquid)
 
元記事…
 
 
目的のある「ランダムな攻撃のタイミング」
 
私が克服するのに苦労した大きな問題は、予測不能な攻撃タイミングだ。その問題を完全に解決したかのように取り繕うことはできないが、解決に尽力し、改善していくプロセスとそれに関連する分析はとても興味深いものとなった。
これは攻撃タイミングを予測可能なものから無作為なもの、最終的には目的のあるものへと変化させるに至るまでの私の遍歴である。
 
 
2つの極致:ブラスター→空Nとブラスター→ステップ
私は殆ど毎回ブラスター→空Nを使っていた。使うタイミングは非常に良かったし、相手がかわすのは難しかったが、ものすごく簡単に予測でき、Kiraは最終的にこれを理解し、毎回私の接近を潰すか、攻撃が当たる前に離れるようになった。
 
これを修正しようと、私はほぼ全てのブラスターの後にたくさんステップをするようになった。Kiraは私がブラスターを撃った後すぐに接近してくると思っていたので、最初はすぐに成功を収めたが、代わりに私がKiraの攻撃範囲外にとどまり、単にKiraの攻撃が空振りしたところに反応するだけとなった(例:私がブラスター→ステップをする、Kiraがブラスターをガードし、ガーキャン空Nを出す、Kiraの空Nが空振りしたので、そこにこちらの空Nを当てる)。
 
しばらくすると、私がブラスターを撃った直後、毎回ステップをしていたため、Kiraはブラスターの直後に殆どプレッシャーをかけられていないということに気づいた。Kiraはブラスターを喰らう/ガードしてからダッシュ攻撃や前絶空→横強をしたり、単に待つことができるようになった。ブラスターの直後に接近してくるのを読む必要がないということは、相手がこちらの接近を止めようと技を置いておく必要がない、つまり技を空振りすることがないため、ただステップして攻撃が空振りした隙を狙うことはできなくなった。
 
 
ランダムで、不安定なタイミング
そのため、闇雲なブラスター→空Nは対処され、ブラスター→ステップ→後隙に反撃も対処されるようになった。私は闇雲にブラスター→ステップ→空Nを使うようにした。基本的にステップを少々、完全にランダムな時間挟んでから空Nで差し込んだ。何かに反応してではなく、単にタイミングのmixupを試みた。時にはブラスターからすぐに空Nを出した。時には少し待ってから空Nを出した。時には相手の技を釣って空振りさせることを願ってステップし続けた。これらの選択肢を無作為に選んだ。私の接近が不安定かつ予測できなかったのでこの取り組みは成功したが、本当に自分の選択肢をランダムに選んでいたので、何かが欠けているように感じた。私の接近には目的がないように感じた。ただステップして、空Nして、そして祈るだけだった。
 
 
「ランダム」という目的を加える
私の最近の成長は、これらの攻撃タイミングに目的を加えることに関連している。相手が何をしてくるかというのは読みであり、私が読みという時、それは何の行動を読めるかということだけでなく、いつその行動を読めるかということである。仮に相手が動きたいと思うまでステップし、行動に関係なくそのことを考えている間にドリルを叩き込むのが最適なタイミングだとしよう。これはつまり、私がガードを張っているシークを相手にする場合、ステップをしてシークがガーキャン空N及びガーキャン絶空をしたいタイミングを読み、それらの選択肢のためにガードを解除した瞬間にドリルを当てるということになる。ステップの時間を意図的に変えているため、私の攻撃タイミングが予測できないだけでなく、そのタイミングはシークの特定の選択肢に対処するための試みであるため、また意図的である。目標はシークが予測していない時に攻撃を当てるだけでなく、シークが行動する瞬間に攻撃を当てることだ。
 
同様に、私がステップしているマルスを相手にする場合、ステップの中でマルスの微妙な動きを読むことができる。私がブラスターを撃ち、少しステップをし、再度ブラスターを撃ち、ステップ…と行動し、相手がこちらの行動に反応して動く傾向を掴むことができれば、そこに攻撃を当てに行くだろう。一見予期せぬタイミングでドリルが来るだけでなく、マルスが前に出たいと思った直後のタイミングで当たる。つまり、目的のある予測不能な攻撃タイミングということだ。
 
 
直感を鍛える
私はその時の立ち回りの状況ごとに、いつ攻撃するかを全て頭の中でよく考えたうえで決断するほど時間に余裕があるなどと取り繕うつもりは毛頭ない。私はステップ後の接近において未だ「推測」しているわけだが、全ての状況について批判的に考え、なぜ特定のタイミングで攻撃が通る、あるいは通らないのかをお互いの調節された反応に基づいて考えるとき、いつ接近するのがベストかという私の直感はレベルアップしている。これらの攻撃は常に失敗する可能性がある。相手がダッシュガードをするかもしれないし、読み間違えて相手が引きダッシュを続け、つかみで反撃されるかもしれないが、読みに基づくプレッシャーのかけ方と攻撃タイミングに取り組み続けたことで、より成功を収めるだけでなく、より心地よく感じるようになった。もはや攻撃するために攻撃するようには感じず、代わりにはっきりと何かに対処するために攻撃していると感じるようになった。そのため攻撃に失敗したら、読みが間違っていたので行動、タイミング及び相手の行動に対する対応を変える必要があると理解できる。このゲームは、全ての行動により多くの目的を持てると遥かに楽しいものになる。
 
 
南カリフォルニア出身のフォックス使い。以前はシーク使いだった。YouTubeのチャンネル、SSBM Tutorialで有名。Squidの出身も南カリフォルニアであることや、Googleスプレッドシートへの記述ということから、当記事もSquidによるものと推測される。
 

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[和訳] 中距離の削り

著者…不明(Squid?)

 

 

元記事…

 

https://docs.google.com/document/d/11lr4ShLjEw-5d5CPizM8WeZppbh4iD3-Dd0tcdn2byo/edit

 

中距離の削り

/>中距離の削りはファルコの固めを「いつ接近するか?」という問いに集中する思考プロセスから、「いつ接近するか? その際に何を使うか? どのようにフェイントをかけるか?」など、より柔軟でダイナミックなものに変える。例えこちらが全く接近しなくても、その間にシールドは減るので、相手は状況を逆転しようと行動することにより大きなプレッシャーを感じる。

中距離の削りを定義する最も簡単な方法は、単に地上の動きと言い換えるだけだ。最も関連しているのはジャブ(弱攻撃1発止め)と横強だが、下強や振り向き上強の余地もある。とりあえずはジャブに関して詳しく見ていこう。最初にジャブ自体が持つメリットについて分析し、それから他の行動と対称的にジャブを選択する機会費用を見て、その後ジャブの出し方について述べる。

 

ジャブの強み

1.予測できないリズム
ジャブは地上で発生する。というのは当たり前のように思えるかもしれないが、ファルコの行動リズムは小ジャンプからのブラスターと空中攻撃に偏る傾向があるため、低レベルのファルコ使いの行動は予測されやすい。遠距離からブラスターを撃ってきたら、そこから2発目のブラスターと空中攻撃で迫ってくるのを予測するのは容易いだろう。適切な間合いからのブラスター→空Nは避けるのが難しいが、一旦予測できてしまえばタイミングのmixupに関係なく、ファルコ側がプレッシャーをかけてくる範囲は非常に読みやすくなる。ここにジャブが混ざると、リフを当てるには遠いが空中攻撃やつかみを出すには近すぎるという、新たな間合いでプレッシャーをかけられるようになる。

2.ジャブはガードを打ち破る
技術的にはジャブをガードしてから反撃できるが、実際に反応するのは難しいし、反応できたとしても大抵遅れがちだ。これはブラスターのように予測可能な反応を引き出し、相手のタイミングを狂わせる可能性が高い。相手の転がり回避に反応して後隙を狙う場合、空中攻撃で接近している際は難しいが、ジャブを出した後なら非常に簡単になる。相手がガードを継続する場合、ジャブは時間を稼ぎ、相手のガードを削り、プレッシャーをかけることができる。ジャブ→引きダッシュとジャブ→つかみのmixupは相手を困惑させ、ミスや予測できる行動を誘発するのに充分だ。概して、ジャブの範囲内に相手を捉えたら、即座にステップして相手の行動に反応できる優先権を得たことになる。


3.ジャブからより強力な攻撃への連携
最もわかりやすいのは高%のfloaties(遊撃ファルコン以外)に対する撃墜用セットアップのジャブ→空後だが、低%の時でもジャブ→空Nやジャブ→ダッシュリフへと繋げることができる。着地寸前の相手やジャンプする瞬間の相手にジャブを当てた場合、のけぞりキャンセルされないのを覚えておこう。つまりジャブからの連携を狙える機会はより多いということだ。例えば、フォックスが大ジャンプ空後の間合いを誤って、こちらの目の前に着地する状況を考えてみよう。こちらは接近したら空後に当たるなんて心配をする必要なく、ブラスター→ジャブで近づける。フォックスは未だ空中にいるからのけぞりキャンセルできないので、ジャブからの連携はほぼ確定しているといってもいい。


4.欠点:ジャブはのけぞりキャンセルに弱い
ジャブはダメージ約180%までのけぞりキャンセルできる。これは少々大げさかもしれないが、特定のマッチアップではそうではない可能性もある(対サムス)。つまりこの選択肢を連発することはできず、相手の反応を理解する必要がある。しゃがんでいるピーチに何も考えずジャブを出してはならないが、ブラスター→ジャブをピーチの浮遊キャンセル空前に潰されたり、ジャブをガードされることを恐れてもならない。ファルコはのけぞりキャンセルに対処する、もしくはためらわせる選択肢を数多く持っているので、ジャブには適切な間合いとタイミング、同様にはっきりした弱点があることを理解しよう。

 

機会費用

1.空中攻撃(ドリル/空N)
そうなると「ジャブは他の選択肢より優れているのか?」という明確な疑問が浮かび上がる。シークがダッシュ攻撃を当てたいという意図をもってダッシュしてくるのがわかっている状況を考えてみよう。ジャブはこれを潰す選択肢になるかもしれないが、ジャブではなくドリルを出した場合を考えよう。つまりジャブは強力だが、空中攻撃の方が有効だとはっきりわかる場面も存在する。

それでは、ジャブがドリル/空Nより有効になるのはいつだろう?前述したように、ジャブはプレッシャーをかける範囲と攻撃タイミングを混ぜ合わせ、間合いごとにこちらが何をしてくるかを相手にすぐ判断させないようにできる。相手が反撃を狙ってガードをよく張ってくる場合、空中攻撃はあまり機能しない。特に相手が端にいる場合、空中攻撃は内側転がり回避を通してしまう(突然こちらが端に追い詰められる!)。ジャブは転がり回避をカバーし、ガードを削り、当たった場合は連携を狙えるなどの利点がある。


2.つかみ
ジャブが相手のガードに対して有効なら、つかみではダメなのか?最大の理由は、ジャブの方が発生、攻撃判定共に優れているというところにある。ダッシュがあまり速くないファルコで他のキャラのようにダッシュ→走行→ダッシュつかみを狙った場合どうなるか。もしファルコがしばらくの間相手に向かってダッシュした場合、つかみを狙っているということがあっさりばれ、難なく反撃されてしまうだろう。ガードを打ち破るために毎回ブラスター→つかみをする場合、相手のその場回避によって多大なリスクを背負わされることになる(規模は小さいが、同様に転がり回避も)。そこでガードに対するローリスクな削りな手段として、反撃されてもあまり手痛いものは喰らわない(常にそうとは限らない)、ジャブを考えてみよう。すると、ジャブの方がずっといいことがわかる。なぜなら、常にガードを張り続けさせはしないと相手に警告する間、安全を保てるからだ。

ジャブがつかみより優れる他の状況は、マッチアップと相手のダメージ%に基づく、連携として何を狙えるかということ次第となる。ダメージ160%のピーチをつかんだ後に何かすべきことがあるだろうか?代わりにジャブを出せば、空後という撃墜技が狙える。つかみでは遠くに放り投げすぎてしまい、追撃できないだろう。つかみから何を狙えるかと、相手のガードに対してつかみよりジャブの方が優れる場面を探すことに気を配ろう。


3.ステップ
検討する必要がある最後の選択肢は何もしないこと、及びステップを続けることだ。ジャブはちゃちな攻撃かもしれないが、攻撃は攻撃であり、ジャブを出すことで相手の反撃の芽を潰せるであろう場面もある。ジャブからあまりリターンを得られず、リスクも高まるというマッチアップもある。対シークがよい例で、シークの空中攻撃は攻撃判定が広いためジャブに打ち勝ちやすく、地上ではのけぞりキャンセルが可能だ。ガードにおいては、シークはあまり転がり回避をしない上に、強力なガードからの選択肢を持っている(特にガーキャン空N→横強)ため、突然こちらのジャブが相手の行動にプレッシャーをかけないようになるが、一方でシークの攻撃範囲外でのステップはドリルとつかみというプレッシャーをかけ続けることができるため、より脅威となる。相手がこちらのジャブに対して的確に反撃してくるようになった場合、ジャブのタイミングを遅らせようと思うかもしれないが、ほとんどの場合ステップとジャブによるmixupが予測不可能なテンポを生み、「ステップ」と「ジャブ」をそれぞれ特有の選択肢というより、一種のプレッシャーをかける動きとして組み合わせることができる。

 

ジャブを使う

ジャブに関して奇妙なのは、ステップ中にすぐジャブを出せないということだ。主なジャブの出し方は、

1.ブラスター→ジャブ

2.絶空→ジャブ

3.歩き→ジャブ

この3つだ。ブラスター→ジャブを使えば空中攻撃のような攻撃の選択肢をとるための間合いにいなくてもガードを削れるようになるため、非常に強力だ。絶空→ジャブはマルスの絶空→下強と同様に機能し、完全に攻め込まずに脅威を与える間合いをステップの範囲外へ広げられる。歩き→ジャブは例えばブラスターの後に使うことができる。なぜならタイミングと間合いをさらに揺さぶり、前述したファルコの癖になりがちな遠距離からのリズムを予測できないものにするからだ。

その他の削り - 横強/下強

このように不規則な削りを容易にこなせるようになれば、相手のガードしそうなタイミングや、隙を突いて削りを当てられそうなタイミングがわかってくる。相手がこちらのブラスター→ステップを読んだ場合、ブラスター→空Nに発生負けしない状況である限り、こちらが近距離で着地する際はブラスターを気にせず、その着地を狙ってくる可能性が高い。そのような状況では地上技による削りが大方保証される。この場合、ジャブの代わりに下強(撃墜技になるとき)、横強(相手が中%でステージに端にいるとき)を使うことを検討しよう。横強はよりリーチが長く、アイスクライマー/ルイージといった滑りやすい絶空を基本戦術にしているキャラによく刺さるが、下強はより相手のガードを削ることができる。地上技を試して、最適なタイミングを掴もう!

 

結論

ジャブはファルコの攻撃的戦略において強力な選択肢というより、必須の選択肢だ。攻撃タイミングを変え、通常は脅威とならない間合いに大きなプレッシャーをかけ、ガード、転がり回避、そして空中にいる相手への対処法を増やすことができ、それらは全て非常にローリスクなものである。のけぞりキャンセルされる、基本的に直接リフやドリルを当てた時ほど連携はとれないなどの制限はあるが、予測可能な相手の行動を引き出すという長期的な影響は計り知れないものになり得る。ジャブを使いこなすための最善の方法は、実際にジャブを使ってみることだ。ジャブを研究し、より予測不能でダイナミックなファルコになろう。

 

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[和訳] Mang0 vs Leffen TBH8

著者…Squid

 

元記事…

https://docs.google.com/document/d/1bMljotI0aTTK3l22FTS-lmN9Yg3TKDsetKJShdlzh-M/mobilebasic

 

本戦の動画

 

Gingerによる分析動画

 

1:ニュートラルゲームのmixupとMang0ドリル

ここでのMang0のmixupは超イカしてる。その場ドリルの後にステップをし、差し込みブラスターの後にMang0ドリル(DSJ=ダッシュショートジャンプ→引き急降下ドリル)をしている。これによって上手く間合いをとり、超クールかつ安全にプレッシャーをかけている。
 

2:高めの空中ジャンプドリルの空中横移動と連続ステップ

ブラスター→DJ(ダッシュジャンプ)リフは納得いくし、フォックスの上を取った時の空中横移動のmixupが非常に効いている。自分の場合は相手の上から降りる時に苦労することが多く、その場回避によって着地キャンセルをミスることに苛立ったり、ブラスターや空中攻撃に対処され、安全ではないと思ってしまう。1試合目の連続ステップも天才で、LeffenはMang0の差し込みを打ち破る、もしくは好都合な相討ちに持ち込めるように上スマを振っているけど、Mang0はいつも一歩先を行く選択肢を理解していて、上スマを釣ったのを確認してから容易に反撃できている。
 

3:ステップ→ダッシュ反転ブラスター→ダッシュ引き絶空→差し込みブラスター

これもMang0の素晴らしいセットアップだ。ステップ→ダッシュ反転ブラスターはまさにその強さを示し、Mang0の得意なmixupの局面へと持ってきている。ブラスターをLeffenはガードしてくると悟ったMang0はローリスクかつ非常に強力なフェイント、ダッシュ引き絶空をしている。
 
そしてここからの選択に一本とられた。引き絶空後は完全に同意というわけではないけれど、この状況ではLeffenにガードを強いる、ブラスター→引き絶空→差し込みドリルの脅威が依然として存在する。Mang0はブラスターで差し込み、相手に密着するタイミングに迷いがない。
 
このセットアップはMang0の攻撃がワイルドで常に積極的であり、また彼の選択肢からその知性と相手への拘束が感じられる。
 

4:台を操る

文字通り素晴らしい台絡みのセットアップだ。自分もこのような一連の動作の精度を磨こうとしている。ここでは決断するタイミングと、地上と台上の動きにおける迷いのない圧倒的なスピードが非常にクールだ。僕自身ここでの全体像をより理解する必要があるから、詳細の説明は後になるね。DJ空Nによる中央台着地は特に重要かつクールだと思う。
 

5:再度高めの空中ジャンプドリルの空中横移動と、そこからのMang0ドリル→横スマ

2と同じように、リフの固めから空中ジャンプ→ドリル(フォックスの背中側に向けて空中横移動)への流れ。そこから最初に紹介したMang0ドリルを混ぜ、うまく釣りに成功した時の横スマのパワーを示している。このmixupは大好きだ。Mang0ドリルこそ正義だ。
 

6:ステージ端での我慢強さ

ステージ端にいる状況でのMang0の忍耐力、そして間合いをとるためにガードを張り、即座に攻防の役割が逆転したタイミングを理解して攻めに出ているのはとても美しい。
 

7:ニュートラルゲームで横のスペースを封じた時の、リフ→引き絶空による固め

Mang0はブラスター→少し前に出るブラスターをし、その後すぐに複数回長い差し込みブラスターで接近できるスペースがあるのを悟り、即座に間合いを詰めて、特に相手を端に追い詰めた時は最も強力な固めの流れのひとつ、リフ→引き絶空をし、ステップ→DSJ空Nと繋げてLeffenの(リフ後の)前絶空を潰している。残念ながらのけキャンから先にリフを当てられたため100点満点とはいかなかったが、この一連の流れは非常に素晴らしい。
 

8:ブラスター→リフで差し込むまでのブラスターの撃ち方が殆ど異なる

この一連の流れは少々僕の本能に似ているように見える。多めのブラスターと少なめの空中攻撃、空中横移動とステップのタイミングをうまく調節して組み合わせている。Mang0がブラスターの合間に行っているステップのタイミングと空中横移動の調節は依然として素晴らしいし、そこに混ぜている空Nもまた興味深い。
 

9:意匠を凝らしたMang0の空中ジャンプ引きドリル

まさにクレイジーな空中ジャンプ引きドリル。この試合全体を通して美しい空中横移動だ。
 
 
PS:3の訳がちょっと怪しいけど多分大丈夫だろうと思ったので公開

[和訳] ポテンシャルを引き出す:ファルコ

 

著者:Rishi

元記事はこちら…http://team-dignitas.net/articles/blogs/smash/12239/max-yield-falco

 

スマブラDXのメタにおけるファルコの立ち位置はここ数年で最も活発に議論されているテーマのひとつだ。強力なニュートラル/パニッシュゲームを持っているに一方で、もろい復帰と信頼できる撃墜へのセットアップが少ないことによって、ファルコは「ガラスの大砲」と揶揄されてきた。

前回の記事では、ピーチが多くの弱点や不利マッチアップを持つにも関わらず、トップレベルのスマブラDXを象徴することが多いことを指摘した。ある意味、ファルコは逆の立場で苦しんでいる。一般的には三大最強キャラとされているにも関わらず、最もトップレベルのスマブラDXに登場しないキャラクターのひとつであり、殆どのトップレベルのファルコ使いはサブにフォックスを使うことで補っている。

どうして三大最強キャラの1人が、サブを用いずにトップレベルで競い合うのが難しいように感じられるのだろう?

私はファルコで各マッチアップを勝ち抜くのに必要な特定の技術は、殆どの場合フォックスのそれほどは進歩されていないと考えている。ファルコ使いがフォックスのそれのように各マッチアップを楽しむこともまた可能だ。どんな理由であれ、現在のメタではファルコはピーチやプリンなどのキャラとは勝負にならないと誤解している人が多いように感じる。

ここでは前回の記事でピーチにしたのと同じく、技術を検査することをファルコにも試みる。
私はファルコ使いたちにとってこの記事が最高の結果をもたらす事を願っている。しかし、ファルコというキャラクターに「与えられた」特性は、ピーチほど目立つものではない。例えば、私はファルコの防御的な戦術とパニッシュゲームを「与えられた」ものと考えるだろうが、それはピーチの場外の相手を攻撃する能力のようにすぐに手に入れられるものではない。そのためこの記事はそれらの属性に関してとても深く掘り下げていくことはしないが、ファルコ使いはこのことを頭に入れておくべきだ。

 

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間合い/ペース管理と、輪ゴム理論

ファルコの火力の樹形図はフォックスとは異なる。ジャンプの高さが違うし、空中機動力も違うし、攻撃判定も違う。同様に、間合い管理も異なる。ブラスターは非常に破壊的で、ファルコの大ジャンプはこのゲームで最も優れた撤退手段のひとつである。広くて速い攻撃判定を繰り出し、さらに間合い管理とペース調整の強力な秘訣がある。

 

まずは間合いについて話そう。私はこれを「輪ゴム理論」と呼んでいる。

 

この理論には3つの要素があり、それらは全て絡み合っている。

 

1:ファルコはステージを拘束することができる。拘束すべき各ステージの範囲は様々である。

2:ファルコ使いは自身の背中からステージの中核に戻る輪ゴムを想像すべきだ。これは必ずしもステージの中央とは限らない。相手の位置とお互いのキャラクターのダメージ%に応じて変化する。

3:ファルコ使いは自身と相手を結びつける第二の輪ゴムを想像すべきだ。これはファルコをステージに結び付ける第一の輪ゴムと一緒に考えなければならない。第二の輪ゴムを縮めるために、どのくらい第一の輪ゴムを伸ばす意思があるだろうか?これらのビジュアルを念頭に置いておくことで、攻撃的な選択肢をとるか、立ち回りで押さえつけるかという意思決定を管理するのに役立つ。

 

ここでの考えは、輪ゴムの伸びが少ないほど、ファルコ側はより快適に感じられるはずだということだ。もし輪ゴムが細長くなりすぎている場合は、位置取りをやり直す必要がある。つまりこちらは中央から遠すぎるところへは行きたくないし、相手からも遠すぎるようにはしたくないということだ。

 

私がファルコのポテンシャルを引き出す技術のひとつとして間合い管理を挙げたのは、多くの積極的な意思決定を必要とするからだ。このコンセプトは私がピーチの記事で述べた、間合い管理を先取りすることと重なっている。単にキャラ1人そのものの位置に焦点を当てるというよりも、ピーチのように、ファルコ側は相手を押さえつける方法を検討すべきだ。これはつまり、ファルコ側は相手の攻撃的/防御的な選択肢の多くを無効化するような間合い管理をしなければならないということだ。

例えば、CFはブラスターへの対処にかなりの問題を抱えている。ファルコはブラスターによってCFの横の接近手段を事実上無効にし、攻撃的に立ち回ってガードをさせるか、防御的に立ち回って別の角度からの接近を強制できる。今日のメタではブラスターへの対策は進歩しているが、一つ考える必要があるのは、ファルコは常にこれらの読み合いの主導者であるということだ。相手がシーリフを狙おうとしているなら、ファルコ側はブラスターの高さと距離、そしてブラスターを撃ってくるのかを指示するものとなる(ブラスターを撃つとフェイントをかけられれば相手をつかむことができる)。

このコンセプトはファルコのマッチアップ全てに適用されるが、対ピーチと対プリンに適用させるのは骨が折れる。ここで輪ゴム理論の考えを強調しておきたい。ピーチとプリンはどちらも追いかけるのが比較的難しく、プリンの場合は殆どの状況から事実上自由に撤退できる。
これこそファルコ側が追いかけたいという誘惑に打ち勝ち、代わりにスペースを塞ぐ必要がある状況だ。ファルコが相手を追いかければ、センターステージに取り付けられた輪ゴムが伸びすぎて、やがて切れてしまう。ステージ中央にファルコを戻して、間合い管理を再開させよう。出来る限り数ある相手の選択肢を最小限に抑えつつ、次の読み合いの準備をし続けよう。

この考え方は全体的に同じだが、floaties(遊撃ファルコン以外のキャラ)に関しては時間がかかる。私はこのような視覚的技法を用いることで、跳弾に当たらないことを祈りつつ、何も考えずにブラスターを撃つよりも、間合い/ペース管理のプロセスに従事できることがわかった。

下の画像のような曖昧な状況は数多く存在するが、より明確にするのに輪ゴム理論が役立つ。例えば、ファルコ側のあなたはサムスにドリルを当て、ダウンを奪った。さて次はどうする?輪ゴムのビジュアルは外側転がり上がりを追いかけるのを思いとどまらせるだろう。センターステージから輪ゴムを伸ばしすぎてしまうからだ。一般的に、ファルコ側はその場起き上がりと内側転がり上がりをカバーする方がはるかに安全だ。もしサムスが外側転がり上がりをした場合、ファルコ側は位置取りとプレッシャーを保っている。もちろん、反応に基づく起き攻めの方法もあり、例のような状況はダメージ%とステージ、マッチアップに大きく依存するが、私は次にファルコでfloatyと戦う際にこれを頭に入れておくのをお勧めする。マッチアップのより遅い側面にもっと良く取り組むのに役立つかもしれない。

 

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この画像は、ファルコが中心から離れているほど、輪ゴムがきつく締まることを示している。2枚目の画像では、ファルコが場外のピーチに向かってジャンプしているので、輪ゴムはかなりピンと張っている。ファルコ側にとって、輪ゴムが伸びすぎることは望ましくない。有利な位置取りを保ち、攻め過ぎないことに尽力したいのだ。

間合い管理に関しては、フォックスは相手を飛び越えたりステージを動き回る能力があり、マルスは高めのブラスターをダッシュで潜り抜け、ファルコの殆どの攻撃判定を、時には相打ちするような状況でさえもその剣で打ち破ることができる。しかしどちらの場合も、ファルコ側の、防御的に、もしくは攻撃的に、そしてどんなスタイルでプレーするかという決断が、依然その試合がどのようになるかを主に命令する。ファルコ使いは、様々なペースに合わせる相手の能力をテストすることができるのだ。

仮にファルコがマルスのブラスター対策に苦戦しているとしよう。ファルコ側は多くのステージで中央台に向かってジャンプすることによって、試合のペースを完全に変えることを決定できる。マルス側が地上に留まると決めた場合、ファルコ側はマルス側を疲れさせて再トライするか、上空からの攻撃を試みることが出来る。この位置からは完全な推測に変わる状況がいくつか存在するが、一般的にファルコはマルスよりも、特に高%の場合に迷った末の(攻撃の)ヒットからより多くの利益を得ている。

マルス側が中央台のファルコを追いかけること(個人的にオススメ)を選んだ場合、ファルコ側は(マルス側の攻撃手段次第で)シードロから反撃するか、すぐに位置取りを変えることが出来る。いったんファルコ側が中央台に乗れば、マルス側がそれに対して深めに攻めることはかなり危険だ。マルス側にとって、上に向かってファルコ側を脅かすのはよりわかりやすいが、一旦休憩所が作られた場合、試合は減速しなければならない。

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私は中央台に乗ることは、相手を苛立たせる一方で、必ずしもファルコ側にとって必要ではないということを指摘したい。この選択肢の強みは、ファルコ側が必要な時に離脱し、一息つく選択ができるということだ。ファルコがうまく中央を保てれば、ファルコ側のmixupは中央台からの戦いの純粋な「推測」よりも一般的に有利だろう。

この状況に関して、輪ゴム理論の考え方に戻ろう。どのように視覚化するか?

 

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2枚のうち最初の画像は、私が最初に輪ゴム理論の説明に用いた書き方だ。しかしこの角度からは、ファルコとマルスを結ぶ輪ゴムは特に有用ではない。しかし、この枠組みに新たな層を加えると、ファルコ側の目的における散らばった光を幾つか減らすことができる。

もしファルコがステージ中央を離れ、相手が中央を陣取った場合、ファルコと相手を繋ぐ輪ゴムは交換されたのだろうか?代わりに、我々はファルコと相手の中央に対する相対的な位置取りだけを考える。この場合、2枚目の画像の輪ゴムは、相手により脅威を与えるために中央を奪うという、ファルコ側の現在の目的を表している。

この位置、マルスが中央への接近を断念した位置を考えてみよう。

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マルスはこの位置から中央へ接近することが出来ないため、ファルコ側は中央を陣取ってマルスと戦うことを選択できる。この決定はマルスの空中横移動、残っているジャンプの数、ダメージ%など、変化する数多くの状況次第である。殆どの場合、ファルコ側は中央に向かい、そこから戦うべきだと私なら言うだろう。しかし、マルス側が実際に中央を取りたいということを証明してこないのなら、空中で戦うかどうかということを考えることができる。
この枠組みに手を加えて、あらゆる状況をより繊細に表すこともできるが、この記事における私の目的は、センターステージで戦い、有利を失う位置へ突っ込みすぎないことをファルコ使いに奨めるための視覚的な考え方を紹介することだ。この枠組みのさらなる発展について、いくつかのアイデアを聞くことが出来れば幸いだ。

攻撃的なmixup

ファルコは小ジャンプの滞空時間のお陰で、無数の接近手段に繋げられる。攻撃的なジャンプを厳密に見ても、空中横移動、空中縦移動(すなわち、急降下)、行動の選択、そしてそのタイミングといったmixupを兼ね備えている。ファルコ側は確実に相手のガードに対してめくるか、地上で相手がガードを張っている周りに居続けるのに十分な勢いを得ることが出来る。ファルコ側のドリル→リフの差し込みにおけるmixupの基本的な例をいくつか紹介しよう。

 

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ファルコのmixupにおけるさらなる強みは、下方向へのオートストップずらしとのけぞりキャンセルに対する文字通りのカウンターを、ドリルとリフの2種類持っていることだ。
つまり、今日のメタにおいて非常に一般的な、ガード解除から下方向へのオートストップずらしを仕込んでおくという動きを試みる相手は、ファルコのmixupの影響を受けやすいということだ。1つは地上にあり、1つは空中にある。最悪のケースでも、これらの行動を1つ通すことでダウンを奪える。最高のケースは、コンボを始動したり、撃墜することだ。

攻撃の選択肢を変更するためにファルコ使いに必要とされるのは、創造性よりも、躊躇せずに自信をもって攻めることだ。我々は立ち回りを安全で防御的な動きに頼り、比較的ローリスクな接近手段を1~2つ使うだけのファルコ使いを飽きるほど目にする。私が先ほどのセクションで述べた間合いに関する原理に忠実でさえあれば、攻撃的なmiuxpのために積極的かつ大胆に行くことは、ファルコ側にとってプラスの結果に繋がると思う。

ファルコ側は相手にセンターステージに近づけないように思わせ、ファルコが接近した時には常にコンボを始動されるという危険にさらされるような状態に持ち込みたい。ファルコの操作に関連する最適な感情は、コントロールへの欲求と、積極的な賭けへの意欲だ。

攻撃的なmixupについて、特に言うことは少ない。最も重要なポイントは、ファルコ使い自身の精神状態と目的に対して密接であるということだ。多くのファルコ使いはコンボ始動技を当てたり、快適な場所に居座ってブラスターを撃ちたくてたまらない。目標は中央のどこかにいることで、慎重すぎることでもなければ、無謀すぎることでもない。

ファルコを打ち倒す

私はキャラ対策において、自分のキャラをどのように改善するかだけでなく、相手がこちらに対してどのように戦略を練ってくるかを考えることも常に重要だと考えている。もしファルコ使いに必要な技術における私の考えが正しければ、その対策は逆になるはずだ。

ファルコ側がステージ中核を拘束し、相手の選択肢を最小限に抑えるのを目指す場合、相手側はファルコをそこから離れさせ、中央を陣取るように戦うべきだ。皆の衆、これこそがニュートラルゲームだ。自信の目的を達成するために、必要なものは何でも使い、絶えず位置取りを争っていくのだ。

もしファルコが大ジャンプで固めから逃れた場合、プレイヤーはコントロールを維持する方法を考え、過剰な深追いは避けたい。つまり、既に有利な位置を保っている場合は追いかけたくないということだ。中央台にいるファルコへの対処法はキャラクター毎に異なるが、一般的にはファルコが地上へ戻るルートを遮ることによって、脅しをかける意思があるのを証明したい。ファルコ側が進んで中央台待ちをしてくる場合には、中央台への退却ルートを遮ることに気を配る必要がある。空中ジャンプを使ったファルコを捉えることが出来れば、撃墜へと繋げるチャンスだ。

いったんジャンプを使い切ったファルコを捉えたり、ダウンを奪えば、多くの強キャラは手痛い反撃手段を持っている。中央からファルコを場外へ押し出すのに必要なのは、たった1~2発攻撃を引っかけることだけで、そしてファルコの復帰手段は限られている。

この項目のいくつは明らかなことのように見えるかもしれないが、異なる視点からのはっきりした考えを調べるのに役立つ。

この分析を適用させる

私はファルコ使いに、動画を批評的に見ることを強く勧める。この記事で説明した輪ゴム理論を元に、お気に入りのファルコ使いがとった行動を試し、その影響力について考えてみよう。そして、それを続けること。あなたがこの枠組みを自分で改良することができれば、より多くのパワーをもたらしてくれる。これはスマブラDXのメタゲームにおけるファルコを分析するための入門書で、ファルコの各マッチアップについても記述するとしたら、少なくとも2倍以上の長さになるだろう。

特にオススメするのは、Mang0もしくはPPMDのファルコの動画を見ることだ。PPMDは輪ゴム理論に最も忠実になっていると思う。特に、この動画の1、2試合目を見てみるといい。

 

 

PPMDが有利な位置から使っている数多くの攻撃的なmixupや、その後どのように端にいるArmadaの行動を釣り、中央に向かってのドリルの差し込みを当てているかをメモしておこう。例えドリルが空振りした時でも、PPMDは再び中央へ戻っている。また、PPMDとArmadaが中央を陣取ろうと積極的に争っているタイミングをメモし、一度中央を取ってからそれを維持するのがどれだけ難しいかを知ろう。

Mang0においては、彼のファルコの動画を時期に関係なく見てみよう。Mang0は攻撃的なmixupを生み出すことにおいて、文句なしの達人だ。彼と対戦するときはいつも新しいものを見るように感じる。

 

今回の記事はここまで。この記事についての意見を聞くのを楽しみにしているよ! 次に読んでみたい内容を是非教えてほしい! もっと多くのトピックについて考えているし、必要ならスマブラDXのメタゲームにおけるファルコについて再考しても構わないよ。

最後はいつものように、読んでくれてありがとう!

 

PPMDに学ぶファルコの大ジャンプ

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 H0Pです。最後の投稿から1か月経つとはてなブログからメール来るんですね。便利な(?)システムだなぁ。

 

 今回はファルコの大ジャンプについてです。久々に記事の翻訳です。

 それではいってみましょう。

 

元記事
 
ファルコの大ジャンプは素晴らしい。何故なら高く、速く、そこから空下/空後を撃てるからだ。ファルコの凄まじい落下速度もまた優秀で、ステージ上の位置を素早く調節できる。ジャンプしたのと反対方向に引いたり、空中ジャンプによって軌道の択を散らし、それを使いこなす高い操作精度が必要になる。
それじゃあ分析を始めていこうか。
なぜ大ジャンプが「高い」ことが重要なのか?
基本的に長い距離を上昇できることはあらゆる格闘ゲームにおいて強力で、脅威となる範囲が広がるからだ。大ジャンプ空後と空上の存在(攻撃範囲も判定も強力)があり、ファルコ相手に高いところから復帰したいと思うプレイヤーは誰もいない。さらにジャンプすると見せかければ上強を組み込むことも可能で、かなりの奥深さが詰まっている。
加えて、ファルコが空中にいる時間はとても長く、空中横移動からより多くの距離を移動できる。空中横移動は基本的に急降下をせずにスティックを一方向に傾ける。急降下を入れないことによって、驚くほどの移動距離を稼ぐことができる。そして皆に、トップレベルのファルコ使いがこの仕組みを多用しているところを試しに見てみることを強く勧める。
なぜ「速い」ことが重要なのか?
戦いにおいてスピードは極めて重要だ。それは明らかなことだが、その考えをいったん捨て、改めて考えてみるのも良い。スピードが足りないと、素早い反応時間と、相手を立ち入らせない/相手の攻撃を追い払う優れたセットアップで対戦相手に攻撃するのは難しい。言い換えれば、スピードは攻撃するために素早く相手の懐に入る、および相手に攻撃すると(こちらの選択肢によって様々な)脅しをかける方法なのだ。このスピードと大ジャンプがカバーする距離が組み合わさると、相手にとっては非常に恐ろしいものになる。
なぜ「落下速度が凄まじく速い」ことが重要なのか?
再び、スピードだ。ファルコが空中にいる長い時間の中でいつでも最速の(最大の加速力)急降下という選択肢を持っていることは非常に便利で、容易く相手を操ることができる。これは相手は急降下に反応できず、どこに着地するのかという一種の推測しかできないからだ。特に相手が空下の攻撃判定か、着地時に撃たれるブラスターの射程距離に対応するなら尚更だ。これらを使わずに、さらに遠くまで空中横移動し続けるという選択もまた非常に強力なので、メモしておこう。
これらの選択肢を全てまとめると、ファルコの大ジャンプに対する一般的な反応は次のようになる。
-相手が地面を離れたから、自由にステージを動けるぞ!
-予測されないように動き回った方がいいな!
-しまった、空下/ブラスターに気をつけないと。
-....えっ
-くそっ、空下/ブラスターに当たっちまった(プレッシャーをかけられてるな…)
-繰り返し
 
空中ジャンプの読みあいを含む動画の例(殆ど同じ原理が適用される)はImpulse 2012 WF(勝者側決勝)の0:41だ。
Mangoは前方に2段ジャンプして、空中で少し後ろに下がった。僕は急降下しながら空下を出すと仮定し、その後隙にリフを当てようとしたけど、(Mangoが急降下しなかったので)空下を喰らってその後撃墜されてしまった。

 

 

記事の翻訳は以上です。

次回以降の記事は、2つの内容を展開していくことになると思います。

1つ目は隙あらば自分語り海外遠征の日記です。ちゃんと2日目以降も書きます。あの記事は、その時その場所で自分が出会った人々に対する感謝を忘れないために書いたものです。必ず最後まで書きます。

2つ目はこの記事の内容に関する、もっと格段にスケールのでかい記事の翻訳です。全部で7回を予定しています。

とりあえず今回はこの辺で。次回も頑張ります。

 

 

PS:翻訳するときに一番困る単語は"DJ"だったりします。これはDash Jump(ダッシュジャンプ)、Double Jump(空中ジャンプ)のどちらの略語なのかという問題(基本的には後者)と、空中ジャンプにおいても「1回目のジャンプから間髪入れずに空中ジャンプする」のか、「1回目の空中ジャンプから間をおいてジャンプする」のかという問題があるため、そのあたりに苦労します。

…僕はこのジャンプを自分で「2段ジャンプ」と読んでいます。

ボストンのH0P(ホップ) その③

3行でわかる前回のあらすじ

・そんなこんなで入国審査を突破

・時間内に乗り継ぎ便のゲートに到着して一安心

・着いたぞアメリカ、そして向かうぞボストン!

 

h0pfalco.hatenablog.com

 

 

 入国審査の際にちらほら見えていた日本人の旅行者が、ここでは全く見なくなった。自分は今アメリカにいるのだということを、今一度理解した。

 人も、モノも、目に映るもの全てが刺激となって飛び込んでくる。全身のありとあらゆる感覚がビリビリと唸っているような気分だった。

 日本と同じものが全くない。自分の荷物くらいだ。日本と同じモノでも、そこに記されているのは英語である。そんな些細な違いがまた新鮮だった。
 とにかくアメリカの何かを体験してみたくなったのだが、ゲートの傍にあるコカコーラの自動販売機に興味を持った。真ん中の自動販売機ではスナックも売っているが、ここは飲み物が欲しかった。 僕は一番右の自動販売機を選んだ。f:id:H0PFalco:20180901202606j:image

 コカコーラの自動販売機なので、折角だからそれにしよう。そういう気分だった。

 自動販売機にも、日本とは違うところがいっぱいだ。まず、値段の表記。$2.50(2ドル50セント)という風に表記されていた。2ドルでもなければ3ドルでもない。2.5ドルなのだ。値段に小数点があるというのは、日本ではまずあり得ない光景だ。

 支払いの方法も、カードリーダーでクレジットカードを読み取るか、ドル紙幣を投入して購入する。どの自動販売機にもカードリーダーが導入されていて、クレジットカードが使えるようになっていた。今回はドル紙幣を使ってコーラを買うことに決めた。
 とりあえず1ドル紙幣を3枚入れて、コカコーラの棚の番号を入力した。

 あれ。

 おつりが出てこない。0・5ドルのおつりが出てこない。そういう仕組みなんだろうか。とりあえずその0.5ドルはチップという扱いにしておいた。
 ちなみにアメリカのコカコーラは、日本のそれよりひと回り大きい591mlだった。これがアメリカン・サイズというやつか。

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 そうこうしているうちに搭乗時刻になったので、ゲートを通って自分の座席へ向かった。席の場所に関してはこう書かれていた。
 A…Window B…Center C…Aisle
 Aisleという単語は初めて目にしたが、消去法でこのCが自分が座る場所なのだとわかった。ちなみにAisle Seatでアイルシート(通路側の席)と読むらしい。
現地時刻10時25分、乗り継ぎの便が無事に離陸を開始した。依然として緊張感はあるが、少なくとも日本を出るときよりは落ち着いていた。それよりも、早くボストンに着きたかった。

 飛行時間は約3時間30分。サービスはドリンク1回程度だと聞いていたが、その前にクッキーが配られた。少なくとも入国審査の時よりは英語が聞き取れたので、ほんの少し安心した。ただ、フライトアテンダントの人が何か持ってきた時点で、ある程度会話の内容を予測できたというのもあるんだろうが。

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程なくしてドリンクも配られた。僕は暖かいコーヒーを頼んだ。ミルクと砂糖も配られた…が、多くないか?
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 ミルクが2つに砂糖が4つもある。こんなに多かったっけ?

 日本ではどうだったかな…と思ったが、よくよく考えたら今まで日本の飛行機でコーヒーを飲んだ記憶がなかった。知っている人いたらコメントください。

 ブラックで飲もうとしていたが、ここまでたくさん配られると少しは使いたくなってしまうのがサガのように感じた。その感性に従って、ミルク2つと砂糖1つを入れて飲んだ。
 座席にスクリーンやラジオはないため、メモ(もちろん、このブログの下書きとなる内容も含めて)をとったり本を読んだりして時間を潰したが、およそ12:00〜13:00頃に強烈な眠気が襲ってきたので、逆らわずに受け入れた。日本時間では2:00〜3:00なのだから無理もない。明日もこの時間帯に眠くなるんだろうか…と、少しぼんやりする頭の中で考えた。


目が覚めると、時計は前より1時間先を示していた。それから少し経って、フワッと宙に浮く感覚がするした。降下の体勢に入った証拠だ。ついさっきまで約16時間飛行機に乗っていたのもあって、3時間30分がほんの一瞬の出来事に思えた。

 窓から街が見えてきた。その景色がどんどん大きくなってくる。今回の目的地、ボストンに他ならなかった。もう緊張はない…といえば嘘になるが、それ以上の静かな興奮が身を包んでいた。これから自分を待ち受けている何か。その「何か」をこの目で確かめたくて仕方がなかった。

 

 ダラス空港での手続きを経験した後だったので、ローガン空港に到着した後の流れは色々とスムーズに行えた。スーツケースがなかなかベルトコンベアーが流れてこないことには若干の焦りを感じたが。いやそれよりも、この興奮が詰まっている体をいつまでもそこにとどまらせておくのがもどかしかった、というべきか。

 スーツケースを取ったことで、ようやく体を向かわせることができた。どこへ?ホテルだ。何を使う?タクシーだ。

 今回、現地での移動は全てタクシーに任せることにしていた。電車は使わない。Uberという今流行りの安くて便利なタクシーアプリも使わない(興味はあるので、次回以降使ってみたいとは思う)。ローガン空港からのタクシーはトンネル通過のため通常より高いらしいが、そんなことを気にしている場合ではない。とにかく手っ取り早く、確実にホテルに着くことを考えた。

 タクシー乗り場に到着すると、何台かの車と何人かの運転手さんがいた。どの車に乗ろうか(別にどれでもいいのだが)と思った矢先、その中の1人から「乗るかい?」と声をかけられたので、ゆっくりとうなずいた。たちまちバックドアが開かれ、気がつけばそこにスーツケースがあり、そしてドアは閉まった。日本にはない勢いを感じながらも、サイドドアを開けて席へ座った。

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 体感15〜20分くらいだろうか。タクシーが止まった。タクシーの料金を払う際にもチップが必要と本に書いてあったので、少し多めに払ったところ、お釣りを渡されそうになった。あれ、意外と必要ないものなんだろうか。

 でも折角そういう気分になっていたので「それはチップってことで」というと、貰ってくれた。

 タクシーを降りると、ホテルのスタッフさんがスーツケースを持ってくれていた。そのままホテルへ向かい、チェックインを済ませた。カードキーを2枚貰った。僕の部屋は10階にある。

 自分の階に上がろうと、既に開いていたエレベーターに乗ったが、何か妙だ。「10」のボタンを押しても反応しない。どういうことなんだろう。

 ボタンの上にある、黒くて四角い、何かを置いて欲しそうなそれを見た時に、感覚で理解した。カードリーダーをかざすのだ。

 ロビーからエレベーターで上がる際には、カードキーが必要となるのがこのホテルの面白いところだ。そのためのエレベーターは基本的にロビーのところでずっと開いているのですぐに部屋に向かえるし、セキュリティ面でも役立つ。この仕組みにはとても感心した。

 おっと、ホテルの名前を言うのを忘れていた。僕が今回お世話になったのは、ボストンのマサチューセッツ州にある、シーポートホテルだ。

www.tripadvisor.jp

 

 今回参加するShine 2018に申請する際、直接このホテルを予約するリンクがあったので、じゃあそこでいいやと選んだのが理由だ。会場に近くて安いホテルだとかを調べる気はなかった。細かいことは考えない。運営がオススメするホテルということは、何か理由があるはずだ。状況が状況なので、とにかく安心できるものを選びたかった。

 あとはShineが比較的新しい大会(2016〜)というのもあってか、何をすればいいとかいう日本語での情報が限りなくゼロに近いというのもあった。少なくともネットからはゼロだ。残りのひと握りは、実際に行ったことがある人に聞くしかなかった。

 少々長くなってきたので話を戻すが、これからしばらく、僕の本拠地はこのシーポートホテルとなった。結論から言うと、僕はここを選んで大正解だった。


 自分の部屋に着くと、相反する2つの感情が押し寄せてきた。ひとつは、無事にここに辿り着けたという、安心。もうひとつは、俺のアメリカ生活はここから始まるんだという、期待だ。

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部屋に着いた。さて何をしようか。タクシーの中では荷物を整理しようと考えていたが、今はそう思わなかった。まず、この部屋の全体像を知ろうと思った。自分の部屋の感覚を、早く全身に馴染ませたいと思ったのだ。


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 ひと通り、辺りを見渡した後、テレビをつけたくなった(写真右上)。別にテレビが見たいわけではないのだが、ホテルに着くといつも、何のボタンを押せばどのチャンネルが映るのか知りたくて、リモコンを手に取るのだ。ある意味ひとつの習慣かもしれない。

  リモコンを取った瞬間、その感覚がクエスチョンマークを示した。裏面の感覚が想像していたものではない。僕はリモコンをひっくり返した。なんと、リモコンの裏面にキーボードがついていた。両面にボタンがあったのだ。
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 このキーボードが何の意味を持つかは、テレビをつけるとわかった。TVなど、6つほどのメニューが 表示される(そこも写真撮っておけばよかったかな)。注目すべきはONLINE MEDIAというメニューで、そこからNetflix、Huluなどのメニューが表示された。でも僕が一番興味を持ったのは、これだった。

 

YouTube

Youtube

Youtube

 

 思考回路が繋がってくる。ここから何をすればいいのか?このリモコンの裏面は何をするためにあるのか?何のためにこれを開いたのか?僕は直感で理解していた。そして…
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 そう、このテレビ、YouTubeが見れるのだ。繰り返す、YouTubeが見れるのだ。大画面のテレビでYouTubeが見えるのだ!!

 本当に超マジで大事なことなので3回言った。もうこの時点で最高だと思った(単純)。俺アメリカ生活絶対くつろげるわ〜〜〜と思った。英語のキーボードで検索できる動画しか見れないが、殆どデメリットにならなかった。少なくともスマブラの動画においては。無料Wi-fiも用意されており、ネットに関しては事欠かない。

 ちなみに上の写真の動画は、2016年のShineのものだ。僕が最も好きな試合のひとつなので、ここに貼っておくことにする。

m.youtube.com

 
 そんなこんなでしばらく動画を見ていたが、18:00も目前というところで僕はある用事を思い出し、外に出る準備をした。

 Shine 2018は一度会場で受付を完了させれば、3日間の入場券が与えられる。今日(8/23)は18:00~21:00にかけて、事前受付が可能となっていた。

 Shine 2018の会場はシーポート ワールドトレードセンター。シーポートホテルと隣り合わせになっているが、どちらも想像以上に広く、単にワールドトレードセンターといっても、大会の会場を含めていくつかに分かれているため、最初はよくわからなかったが、なんとか手探りで到着した。一度理解してしまえば、あとのアクセスはとても簡単なのがありがたい。
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 途中までの道のりを何枚か撮ったが、会場は写真の場所ではなく、その近くにあるエレベーターを降りた先にある。
 PCで作業をしている人が何人かいたので、ここで受付をしているのだとわかった。その中には一人、僕が知る人がいた。が、ここではその詳細は書かない。

 ゲーマータグ(要はペンネーム)、身分証明、名字の確認、再度ゲーマータグの確認で受付は完了。部屋に戻って、貰った入場券をまじまじと眺めていた。

 

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 入場も済ませて安心したのか、気が付けば2時間ほど眠ってしまっていた。あとはシャワーと食事を済ませたらもう一度寝て、明日に備えようと思った。シャワーに入る前に洗面所をよく見渡すと、歯ブラシと髭剃りがないことに気づいた。ホテルにあるものでじゅうぶんだと思って持ってこなかったのだ。しかし、ロビーに降りて受付の人に聞くと、持ってきてくれた。

 シャワーはこのようになっていて、ボディソープとシャンプーがついている…というのは誰でも想像できることかもしれない。しかし、ここからどうやってシャワーを使うかを想像することはできるだろうか?
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 これの使い方も聞いてみようかと思ったが、やめた。なんとなく、これは自分で解決してみたいと思ったのだ。

 シャワーヘッドから水が流れてきて悶絶するなど悪戦苦闘するうち、ようやく使い方を理解してきた。
 まず、操作には2つのツマミを使う。上はシャワーヘッドと写真右の小さいシャワーを切り替えるもので、下は温度を切り替えるものだ。
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 上のツマミはなぜか左斜め上に軽く引っかかるようなポイントがあり、そこから左へツマミを約3回転させると小さいシャワーへ切り替わる。この仕様に気づくまでけっこう時間を要した。どうして3回転も必要なのか。 ちなみに、温度は写真の上のツマミの角度くらいにするとちょうどよかった。
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また、お湯の量は調整できない。常に一定の強さで流れる。これにはかなり驚かされた。アメリカのシャワーはそういうもんなのかな、と思った。

 そしてそんなことがどうでもよくなるくらい苦戦したのが、天井が低いことだ。写真には写っていないが、なぜかシャワーに入るところの天井だけ低い。出入りする際に何度も頭を打ち、その度に苦痛が悲鳴となって現れた。

 昨年Shineに行った日本勢がここに泊まったのなら、少なくとも1人はここで頭を打ったに違いない。10ドル掛けてもいい。そんなどうでもいいことを、ズキズキする頭で考えた。シャワーに関しては日本のほうが上だ。頭をぶつける心配もないし。とも思った。

 でもこのシャワーは、国が違うと些細な事も違ってくるってことの典型として、けっこう強く印象に残った。


  ドライヤーはかなりパワフルで、予想よりずっと短い時間で乾かすことができた。そろそろ食事をとろうか…と思った矢先、今度は電気ケトルがないことに気がついた。再びロビーに戻って受付に尋ねると、今度は部屋まで持ってきてくれた。受付の対応も丁寧で、とても好感が持てた。

 調べてわかったことだが、アメリカのホテルはコスト削減のために、日本のそれでは標準装備であるような物が置いていないことも多い。しかし、そういう時は聞けばだいたいある。

 自分ではどうにもならないことは、とにかくさっさと聞く。これに尽きる。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥である。特に、未知の地においては。

 電気ケトルと聞いて想像できた人もいるだろうが、食事はカップ麺である。ホテルに有料の食事サービスがあるのは知っていたが、折角持ってきたので、とりあえずそちらを切らしてから現地での食事を考えても大丈夫だろうと思った。

 持ってきたのは一平ちゃん、エースコックのわかめラーメン、カップヌードル(シーフード)、カップみそ汁(わかめ)。僕はカップ麺、というよりカップ焼きそばでは他に考えられないくらい一平ちゃんが好きなのだが(でもショートケーキとか変な味は嫌い)アメリカでは肉類の取り締まりが厳しく、最近カップ麺に対しての規制が厳格化したと聞いていたので、少々不安だった。結果的には、無事に持ってこれたわけだが。

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 こんな感じで、しばらくは現地のグルメのグの字すら出てこない。そのあたりに興味がある人には申し訳ないが、最後の最後でとっておきが出てくるので、それまで待っていてほしい。

 

 歯を磨いたりなんなりして、あとは寝るだけになった。

 ここまででも、既に色々な経験をしてきた。それらだけでも、文字として書き起こせばけっこうな量になるくらいの密度だ。しかし、僕が本当に求めているものは、まだ訪れていない。

 Shine 2018。すぐ近くで、それは待っている。早く会いたい。そこに広がっている光景、人々、出来事。言葉では表現しきれない、その全てに。

 明日の朝には始まる。もうそこまできているんだ。だからさっさと眠れ。

 中途半端に寝たせいで冴えている自分の脳みそに命令しながら、僕は目を閉じた。

ボストンのH0P(ホップ) その②

3行でわかる前回のあらすじ

・そんなこんなで1人でアメリカへ向かうことに

・しかも海外旅行は実質経験ゼロで超不安

・そして飛行機の乗り継ぎが間に合わなさそう

 

h0pfalco.hatenablog.com

 

 飛行機の窓から小さな建物が見えてくる。準備を整えた。Apple Watchは9:10を示している。着陸にはもう5~10分程度かかるだろう。乗り継ぎの便は10:25発、そして移動に必要な時間は約85分。残された時間は殆どない。僕の座席はかなり後ろの方だが、シートベルトのサインが外れたら真っ先に人混みを進んでいくしかない。

地に足を着けた飛行機は、どんどんそのスピードを緩めていく。そして、窓から見える景色が変わらなくなった。
覚悟を決めたその時、日本語のアナウンスが入った。

 「そんなものを聞いている暇はない、さっさと通せ」

というわけにもいかないので、おとなしく聞いていると、

 「只今、現地時刻は8:09でございます」

 ……へ?

 ものすごいスピードで全身の力が抜け落ちていく。今のは確かだろうか?はちじきゅうふんと聞こえたんだが。聞き間違いじゃないだろうか。
 …いや、多分嘘じゃない。思い出した。
確かアメリカはその広さから、4種類ほど時差が存在しているんだった。だからApple Watchの世界時計が示すワシントンD.C.と、時刻が一致していない可能性だってある。

 ちなみに、乗り継ぎで使う空港はテキサス州のダラスにあるのだが、この写真を見れば、今回のような現象が起きた理由がわかるはずだ(後で気づいたことだが、iPhoneの時計アプリから、世界時計に国だけではなく、都市も追加できるのだ。もっと早くこれに気づいていれば…)

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  つまるところ、予定時刻の8:40より約30分早く到着したのだ。時間の猶予が増えたのは、とりあえず喜ばしいことだ。

 しかし、それで緊張が完全にほぐれた訳ではない。まだ入国審査を終えたわけではないのだ。もちろん予習はしてきたが、それでもどんな風に行うのか、何を聞かれるのかはやってみないとわからない。

 かばんに税関書(アメリカ入国時に必要な書類。飛行機の中でもらえる。今回は着地の1時間~30分ほど前に渡された)が入っているのを確認し、僕は席を立った。


 飛行機を降りて真っ先に目に入ってきたのは、見渡す限りの英語、英語、英語。アメリカに辿り着いたのだと実感させられた。
しかし、そこから「先」へ行くためには、入国審査、そして乗り継ぎという壁を超えなければならない。ボストンという「先」へ向かうためには。

 かくして、ここダラス空港にて、僕にとって初めての入国審査、および乗り継ぎが始まった。

 とにかく周りの人たちについて行くように歩いて行くと、VISAとESTAで別々のルートを通るように指示された。どちらも米国へ入国を希望する際に必要な権利で、ESTAというのはビザ免除プログラム(ビザなしで90日以下の入国ができる)に基づいた電子渡航認証システムで、入国前に申請、取得する必要がある。要はどちらかを取っていればいいわけだ。

 僕はESTAを取得していたのでそちらの列に混ざった。すると見渡す限りの機械、機械、機械。いわゆる審査官らしき人の姿はどこにも見えない。

 ESTAを用いた2回目以降の入国は、このAPC KIOSKという機械を使って入国審査を行える。これを使えば手続きがより簡単になり、しかも税関書が必要なくなる。

 しかし、昨今ではESTAを使って初めて入国する人も、APC KIOSKを使用することができるという話をちらほら聞いていた。半信半疑だったが、直感でわかった。少なくともダラス空港に限っては、この話は本当だ。

  一連の手続きを済ませるのに精一杯で、ゲートにたどり着くまで殆ど写真を撮れていないのだが、APC KIOSKについてちょうどいい記事があったので、ここに載せておく。

flyteam.jp

 

 APC KIOSKでは税関書と同じような内容を確認したり、写真を撮影したり、片手の親指を除いた4本の指(僕は右手にした)の指紋をとったりした。APC KIOSKから印刷された紙とパスポートを取って、指示通りに移動。すると待ち受けていたのは、いかにも強そうってオーラがむんむんしてるガタイのいい黒人のおっさん。ちょうどこんな感じの人だった。

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 並んでいる時から、見た目に気圧されてしまう。しかしここを通るには避けて通れない。

 …と思っていたが、よく見るとその人、検査の合間にスタバのコーヒーを飲んだり、お菓子を食べたりしているぞ!

 このような光景、今の日本ではまず見れないといっていいだろう。あったとしても、間違いなくそこら辺の誰かがクレームつけにくる。

 しかし、僕はその光景を見て、少なくとも彼がここは通さねえとばかりに突っ立つ用心棒ではなく、仕事だから仕方なくここに立っている人間なのだと理解できた。

 そうだよなぁ。仕事でやってるんだもんなぁ。忙しいよなぁ。合間にスタバくらい飲みたいよなぁ。中身なんだろ。

 彼の人間性を垣間見れたことで、ほんの少し緊張が和らいだ。しばらくして、こっちへ来い、と手で合図された。自分の番になる。

 その人の目の前に来ると少しの静寂があった。その一瞬の間(ま)が怖い。何をすればいいのかよくわからなかったが、とりあえずパスポートを渡そうと思い、搭乗券と一緒に差し出した。するとその人が英語で話した。

 "#*=「○÷○☆"

 

 はい???


 わからん!わからん!!わからん!!!

 現地のネイティブの英語は、日本で聞くそれとは全くの別物ということは知っていたが、その人が低い声でボソボソと話すのも相まって、僕の理解を超えた呪文のような何かになっていた。(ネイティブ特有の早口)って感じだ。
 戸惑っているともう一度話しかけてきたが、そこで"four"という単語が聞き取れたため、そこで指紋をとるということにたどり着けた。さっきAPC KIOSKでやったのと同じ、親指以外の4本指だ。

 右手の4本指を指定の場所へかざし、それが終わると、その人はまた一瞬だけ喋った。なんとなく親指のことかな、と思ったので、サムズアップしてみせると、相手は頷いた。
 そこからジェスチャーを使ったり"four?" "thumb?"と聞き取れた単語を言って確認しながら、左手も同じように2回に分けて指紋をとった。
 続いてカメラで写真を撮った。ジェスチャーと共に"Glasses"と言われたので、眼鏡を外した。
 それらが終わると、パスポートにハンコを押してくれた。中〇家のモノマネのイメージと違って、きっちり丁寧に押してくれた。
 ハンコを押したパスポートを渡され、もう通っていいと合図された。なんとなくお礼を言いたくなったので、カタコト気味ながらも"Thank you"と言ったら、笑顔で頷いてくれた。

 その笑顔が本当に本当に嬉しくて、ものすごく僕の印象に残っている。勇気が湧いてきた。この先もきっと大丈夫だという気持ちがこみ上げてきた。
 ハンコを押してくれてありがとう。楽しんでくるね、アメリカ。

 そう心で返して、僕は次の場所へ向かった。


 入国審査を終えた後は乗り継ぎ便のゲートに移動してボストンを目指すのだが、その前に手荷物を預け直さなければならない。乗り継ぎを厄介に感じていたひとつの理由で、アメリカではスーツケースの扱いが雑だ、スーツケースが盗まれることもあるなんて話を聞かされたものだから、余計に不安が強かった。
 荷物の受け取り口へ移動すると、それぞれモニターに対応する便が表示されていたので、移動は楽だった。スーツケースも問題なく受け取れた。しかし、手荷物を預ける場所がわからない。すると後ろから日本語が聞こえる。それも誰かに説明するような口調だ。これは、まさか!
 そう、日本語が話せるスタッフさんがいたのだ(日本人かはわからなかったけど、ペラペラだった)。なんとありがたいことか。もう少し日本語を話してもいいみたいだ。
 その人に聞いた通りの場所へ行き、スーツケースを預けることに成功した。担当の人に渡して、ベルトコンベアーに運んでもらう仕組みだ。

 その隣にモニターがあった。自分の便を確認する。僕が乗るのは写真の一番下の便だ。乗り継ぎはターミナルAの38ゲートへ向かえばいいことがわかった。

 そしてありがたいことに、ここにも日本語が話せるスタッフさんがいた(こちらもペラペラ)。日本からの便ということで配慮されたのかもしれないが、ともかく心強いに越したことはない。念の為確認をとり、次の場所へ向かった。

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 ダラス空港の国際線はターミナルDに到着する。ターミナルを移動する前に、まずはセキュリティチェックが必要だ。

 荷物検査は基本的に日本と似ているが少し異なるところもある。金属検査がより厳密なのだ。
 ベルトや時計を外し、iPhoneを取り出し、ポケットを空にし、靴を脱いで荷物は全てベルトコンベアーに。手ぶらの状態で金属検査の場所へ向かい、真っすぐ立ってポーズをとったままその体勢を数秒キープするのだが、そのポーズが非常に形容しづらい。下の画像から指先が天井を向くように手首を曲げ、両腕を頭の後ろまでもっていく、といった感じだろうか。

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 ポーズをとり終わると、5人ほどスタッフがいる所へ歩き(その風貌に威圧感があってこれまたちょっと怖い)、最終確認を受けた後、OKを貰えば検査が終わった荷物を回収できるという仕組みだ。

 次はターミナルAへ向かう。ターミナル間の移動に使うのはスカイリンクという、ターミナルを回る電車とモノレールを足して2で割ったような乗り物だ。乗車は無料。席はなく、つり革の上の部分の棒だけがある感じ(電車で背の高い人がたまに掴むやつ)だ。   このスカイリンクに乗って思ったのは、想像よりかなり速い。電車と比べてスピードは同等、加速は間違いなく上だ。本当にすぐに最高速に到達するので、最初はけっこうビビった。

 

 スカイリンクの到着先は、ターミナルごとにゲートの番号によって2種類に分かれている。目的地へ到着したところでスカイリンクを降り、少し歩いてターミナルAの38ゲートに到着した。

 こうして、時間内に入国審査、セキュリティチェック、移動を済ませ、乗り継ぎ便の時間に間に合うことに成功した。しかもまだ時間に余裕がある。

 ここまでスムーズに事が進んだのも、運転手さんはじめ、JALやダラス空港のスタッフさんの協力のお陰だ。僕は改めて、みんなに感謝した。

 そして、これから訪れるボストンへの期待と、既にそこに広がっているアメリカの光景に、目を輝かせるのであった。

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