そうめんよりラーメン派

こんなブログ名ですけどスマブラのこと書きます

意図的、かつ予測不能な攻撃タイミング

著者…不明(おそらくSquid)
 
元記事…
 
 
目的のある「ランダムな攻撃のタイミング」
 
私が克服するのに苦労した大きな問題は、予測不能な攻撃タイミングだ。その問題を完全に解決したかのように取り繕うことはできないが、解決に尽力し、改善していくプロセスとそれに関連する分析はとても興味深いものとなった。
これは攻撃タイミングを予測可能なものから無作為なもの、最終的には目的のあるものへと変化させるに至るまでの私の遍歴である。
 
 
2つの極致:ブラスター→空Nとブラスター→ステップ
私は殆ど毎回ブラスター→空Nを使っていた。使うタイミングは非常に良かったし、相手がかわすのは難しかったが、ものすごく簡単に予測でき、Kiraは最終的にこれを理解し、毎回私の接近を潰すか、攻撃が当たる前に離れるようになった。
 
これを修正しようと、私はほぼ全てのブラスターの後にたくさんステップをするようになった。Kiraは私がブラスターを撃った後すぐに接近してくると思っていたので、最初はすぐに成功を収めたが、代わりに私がKiraの攻撃範囲外にとどまり、単にKiraの攻撃が空振りしたところに反応するだけとなった(例:私がブラスター→ステップをする、Kiraがブラスターをガードし、ガーキャン空Nを出す、Kiraの空Nが空振りしたので、そこにこちらの空Nを当てる)。
 
しばらくすると、私がブラスターを撃った直後、毎回ステップをしていたため、Kiraはブラスターの直後に殆どプレッシャーをかけられていないということに気づいた。Kiraはブラスターを喰らう/ガードしてからダッシュ攻撃や前絶空→横強をしたり、単に待つことができるようになった。ブラスターの直後に接近してくるのを読む必要がないということは、相手がこちらの接近を止めようと技を置いておく必要がない、つまり技を空振りすることがないため、ただステップして攻撃が空振りした隙を狙うことはできなくなった。
 
 
ランダムで、不安定なタイミング
そのため、闇雲なブラスター→空Nは対処され、ブラスター→ステップ→後隙に反撃も対処されるようになった。私は闇雲にブラスター→ステップ→空Nを使うようにした。基本的にステップを少々、完全にランダムな時間挟んでから空Nで差し込んだ。何かに反応してではなく、単にタイミングのmixupを試みた。時にはブラスターからすぐに空Nを出した。時には少し待ってから空Nを出した。時には相手の技を釣って空振りさせることを願ってステップし続けた。これらの選択肢を無作為に選んだ。私の接近が不安定かつ予測できなかったのでこの取り組みは成功したが、本当に自分の選択肢をランダムに選んでいたので、何かが欠けているように感じた。私の接近には目的がないように感じた。ただステップして、空Nして、そして祈るだけだった。
 
 
「ランダム」という目的を加える
私の最近の成長は、これらの攻撃タイミングに目的を加えることに関連している。相手が何をしてくるかというのは読みであり、私が読みという時、それは何の行動を読めるかということだけでなく、いつその行動を読めるかということである。仮に相手が動きたいと思うまでステップし、行動に関係なくそのことを考えている間にドリルを叩き込むのが最適なタイミングだとしよう。これはつまり、私がガードを張っているシークを相手にする場合、ステップをしてシークがガーキャン空N及びガーキャン絶空をしたいタイミングを読み、それらの選択肢のためにガードを解除した瞬間にドリルを当てるということになる。ステップの時間を意図的に変えているため、私の攻撃タイミングが予測できないだけでなく、そのタイミングはシークの特定の選択肢に対処するための試みであるため、また意図的である。目標はシークが予測していない時に攻撃を当てるだけでなく、シークが行動する瞬間に攻撃を当てることだ。
 
同様に、私がステップしているマルスを相手にする場合、ステップの中でマルスの微妙な動きを読むことができる。私がブラスターを撃ち、少しステップをし、再度ブラスターを撃ち、ステップ…と行動し、相手がこちらの行動に反応して動く傾向を掴むことができれば、そこに攻撃を当てに行くだろう。一見予期せぬタイミングでドリルが来るだけでなく、マルスが前に出たいと思った直後のタイミングで当たる。つまり、目的のある予測不能な攻撃タイミングということだ。
 
 
直感を鍛える
私はその時の立ち回りの状況ごとに、いつ攻撃するかを全て頭の中でよく考えたうえで決断するほど時間に余裕があるなどと取り繕うつもりは毛頭ない。私はステップ後の接近において未だ「推測」しているわけだが、全ての状況について批判的に考え、なぜ特定のタイミングで攻撃が通る、あるいは通らないのかをお互いの調節された反応に基づいて考えるとき、いつ接近するのがベストかという私の直感はレベルアップしている。これらの攻撃は常に失敗する可能性がある。相手がダッシュガードをするかもしれないし、読み間違えて相手が引きダッシュを続け、つかみで反撃されるかもしれないが、読みに基づくプレッシャーのかけ方と攻撃タイミングに取り組み続けたことで、より成功を収めるだけでなく、より心地よく感じるようになった。もはや攻撃するために攻撃するようには感じず、代わりにはっきりと何かに対処するために攻撃していると感じるようになった。そのため攻撃に失敗したら、読みが間違っていたので行動、タイミング及び相手の行動に対する対応を変える必要があると理解できる。このゲームは、全ての行動により多くの目的を持てると遥かに楽しいものになる。
 
 
南カリフォルニア出身のフォックス使い。以前はシーク使いだった。YouTubeのチャンネル、SSBM Tutorialで有名。Squidの出身も南カリフォルニアであることや、Googleスプレッドシートへの記述ということから、当記事もSquidによるものと推測される。
 

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